6
◯大越課長 把握は特にしてございませんが、
経済効果を十分あったのではないかというふうに考えております。
7
◯前田委員 わかりました。
8
◯遠藤委員 8番の
ヘルメット事故並びに9番の市の
対応というところで少しお聞きしたいのですが、よくある話というか、
事故なんかが起きますと、例えば
ヘルメット落下事故は21日、22日の2回実施されて、実は初日に落としているのですよね。21日に落としている。
だから、当然つまりそれに対する対策が即なされたと考えられるわけでして、常識的に考えれば1日目に
事故を起こしたのだから2日目はやめようと、中止、あるいは自粛というが普通の常識ではないかと思うのですが、うっかりしたことだと、あるいはしばしば
ヘルメットなど落としているから何でもないやと思ってやったのかどうかわかりませんが、9番のところでの
口頭要請というときには、
要請だけで、
米軍側からは何らの反応はなかったのですか。そこをちょっとお聞きしたい。
要請するならだれでもできるわけで、どういう反応があったのかをちょっと伺いたいのですが。
9
◯大越課長 21日の
ヘルメット落下につきましては、
東京防衛施設局で当日
厳重注意の
要請を行ったそうでありますが、
基地側の
対応といたしましては、陳謝するとともに、その日に、翌日中止をしないで実際に
パラシュート降下があったわけですが、英語はちょっと忘れましたが、
教育訓練、もう一度降下のプロセス、1から最後までもう一度教育しまして、それで実施されたように聞いております。
10
◯遠藤委員 要するにこの
事故に対して、今の「実施されたようでございます」というのは、明確な米側の
対応については確認はしていないということだと思うのですよ。
いろいろなものを落とすのですよね。今までいろいろなものを落としているのですが、そのたびにきちんとした、これからどうするかとか、それからその被害、今回の場合には人身もなければ、屋根を壊すようなこともなかったので非常に幸いだったわけですけれども、次のときにはそのことについてのきちんとした
対応まで、
対策関係者としてはやっていただきたいというふうに思いますね。
結局、
米軍は落とせば
落としっぱなし、転がせば転がし
っぱなしということになるわけで、必ずそれに関しては結果が出ると、あるいは出た結果を地元に報告するというようなことを、地元の自治体ばかりではなくて、
東京防衛施設局もそういう態度をとっていただきたいなというふうに要望しておきたいと思います。
11
◯田村(正)
委員 基地の
友好祭についてですが、市内の
道路状況の
関係で、毎年この期間は16号とか
わらつけが非常に混雑しているというふうな
関係がありまして、もう前々から我々も
防衛庁に行きまして、ぜひ
友好祭のときには中に
駐車場を設けてくれというふうな
要請をしているのですが、やはり我々も小さいときはもう中にそういった
駐車場対策がしてあって、そういう
対応でイベントをやってきたのですけれども、やはりこういう時期が非常に混雑しているということで、さらに我々も要望しているのですが、この辺の反応みたいなものについてどのようにとらえているのか、お願いします。
12
◯大越課長 市といたしましては、
駐車場確保につきまして
要請しているところでございますが、
米軍といたしますれば、今テロですとかいろいろな危険な
状況もございますので、そのあたりで車を入れることについては拒否しているものと考えております。
また、私も実際にかつて中に二度ほど車で入ったことがあるのですが、当時の
状況といたしましては、今に比べて車の台数は恐らくずっと少なかったと思うのですが、最近の16号の
状況を見ておりますと、例えば
横断歩道を人が歩くために
市民会館側から右折、左折の車が渋滞してなかなか動かないですとかありますので、実際に
駐車場を中につくって、16号側から車が入るとしますと、入るための
チェック等もございますので、渋滞は今よりももっと16号はひどくなるのかなという気もしなくはないというふうに最近考えたところでございます。
13
◯田村(正)
委員 米軍との折衝の中で、向うは絶対に設けないというふうなことで話があるのですか。
14
◯大越課長 実際、
米軍側との折衝というようなことよりも、うちの方としては
要請ということでやっておりますので、それについての話し合いですとか、そういった
状況のところまではいってないという
状況でございます。
15
◯田村(正)
委員 結構16号は渋滞しているということも考えまして、やはり引き続き粘り強く、
基地の中に
駐車場を設置していただきたいと思います。
16
◯松山委員 ヘルメット事故の件ですけれども、私たちから考えるととても想像のつかない
事故なのですよね。自分の身を守るべき
ヘルメットが落とてしまうということになると、やはりこれは相当
米軍としては、
パラシュートの
降下訓練、これはお気楽に考えているのだと思うのですよね。直前までろくにきちっとはめてないと、それで下を見て落としたというのだから。何をかいわんやの話で、こんなことを普通の人が考えて納得できる話ではないのだよね。だってもしあれだったら
ヘルメットなしで、幾らでも予備があるのかな。本来なら自分の
ヘルメットを落っことしてしてしまうわけだから、自分はもう無防備で落下する形に本来はつながっていくわけなのだから、こんなことはだって訓練された軍人としてあり得るべからざるで、だから相当お気楽に、気楽にもうここはあれだからという思いでやっているのだと思うから、そういう点でもうちょっとやはり活を入れる必要があるのではないでしょうかね、単なる行為ではなくて。そんなふうに思いました。
17
◯沼崎委員 今、
田村委員がお話なさったのですけれども、2日間で13万人の人出ということでございますけれども、昨年度はたしか11万人ぐらいだったと思うのです。それにしては、この2枚目の
駐車違反等が例年より少なかったということで
駐車違反は前年度は50台でしたけれども、ことしは何台ぐらいだったのか。それと、またレッカー車で運ばれた車は昨年は11台ぐらいだったのですが、ことしは何台ぐらいだったのか。それから、ここに1枚目の
交通手段等の
状況の中で、2番目の
自転車置き場を第5
ゲート内に設置したということは、これはことしからなのでしょうか。それとこのPRはなされていたかどうかということをちょっとお聞きしたいと思います。
18
◯大越課長 ちょっと御質問の順番と回答の順番が違って申しわけありませんが、第5
ゲート内の
自転車置き場につきましては、昨年もございました。
それから、
自転車置き場が第5
ゲート内に設置してあることにつきましては、
基地の
ポスター等でPRをしていたように思います。
それから、市の方では特に
自転車置き場につきましてはPRは
ホームページに載せませんでしたが、
交通機関利用についてのPRはいたしておりまして、
自転車置き場の件につきましては、今後市の
ホームページにもPRしていく考えでございます。
それから、
駐車違反の件数なのですが、16年の
レッカー移動についてでございますが、
警察の方に照会しましたところ、
友好祭とは
関係ないと思われるところから、
レッカー移動している車については回答できないというふうなことを聞いているようでございまして、実際に
友好祭に来ている車が、その車が
レッカー移動という特に特定した回答はなかったようでございます。申しわけありません。よろしくお願いします。
19
◯森田委員長 ほかにございませんか。
20
◯大野(聰)
委員 今、
交通混雑の話が何件か出ていましたけれども、
周辺の方、かなり迷惑をしているのではないかと思うのですが、これだけ、こういう事業については当然車でくるなと言っても車でくる方が多いのではないかと思いますけれども、そういういわゆる
周辺の
交通の取り締まりとか、そういうことについては、いわゆる
警察が一切やるということで、市として例えば
安全協会にお願いするとか、そういう
対応はされてないのでしょうか。
今の
違反駐車の問題もありますけれども、
交通混雑で道路の
交通、
歩行者の
交通安全とかということも、そういう警備も必要になってくると思うので、そういうことの
対応については
警察だけがやっているのかどうなのか、ちょっとその辺について。
21
◯大越課長 交通関係につきましては、
警察署の方で
対応しております。
22
◯大野(聰)
委員 ありがとうございます。ただ、先ほど
前田委員の方からの質問でも、市としても
経済効果はそれなりにあるというお話がありましたけれども、やはり
地域住民の安全なり
歩行者の安全のためにも、
交通安全推進委員会等に対してある程度警備をお願いするとか、そういうことも今後の動向によっては必要なのかなと思いますので、その辺御検討をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
23
◯大越課長 大変申しわけありません。先ほどの
警察関係につきましては、
警察署のみというふうに私、お答えいたしましたが、これにつきましては
地域振興課長の方からお答えいたします。よろしくお願いいたします。
24
◯森田課長 友好祭のときの
交通の
関係ですが、
都営住宅の───あそこは
富士見台自治会ですか、そこのところから中に
違法駐車が、入ってきて困るのでということで
交通安全推進委員会の方に依頼をいただきまして、そこについては
推進委員会の方で一部
対応したところがございます。
25
◯森田委員長 先ほどの
沼崎委員に対する
保留答弁は。
26
◯沼崎委員 要望なのですけれども、私も毎回
防衛庁の方で
何とか車の流れがうまくいくように、
駐車場を中に設置していただくようにということと、それからやはり
防衛庁の方から本当に2日間どういう
状況なのかということを1回見学にいらしてもいいかなという思いがするのです。私も第5
ゲートの近くに住んでいますので、もう本当に16号線に出ても、
五日市街道に出ても、もう2日間というのは本当に恐ろしい感じなので、2日間は車を動かさないということで、早くから買い出しなんかをやって、2日間はもう車は───そのぐらい本当に人がすごいのですよ。本当に歩いている人なんか、もう車なんか
関係ないのですね。
無視状態でぞろぞろぞろぞろ歩いている、あの
状況を何としても、本当に
防衛庁の
方たちに1回見にきていただきたいなという思いがするのです。これは一つ要望しておきます。
27
◯今林委員 先ほど
ヘルメットが落ちたというお話がありましたけれども、最近は
ヘルメットだけではないのですね。もう
飛行機自体が落ちてくる時代なのですね。たまたまこのときは
ヘルメットで、下にだれもいなかったということで、災害には至らなかったのですが、これはやはり何が起こるかわからないというのが現状だと思うのですね。ですからこういうことが二度と起きないように、やはり厳重に再度申し入れをしていただきたいなと、
要請していただきたいと思います。
ヘルメットが落ちないようにするには本人が、兵隊さんがきちっと守ればいいことかもしれませんけれども、何が落ちてくるかわからないということで、
安全対策に対してはこういうふうにしますという返事をいただけるような
要請をぜひしていただきたいなと思います。よろしくお願いします。
28
◯森田委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
29
◯森田委員長 なければ、本件については以上で終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
30
◯森田委員長 次に、2の
横田基地所属の
UH-1
N緊急着陸についてを議題といたします。
本件について
理事者から説明を願います。
31
◯大越課長 それでは、
横田基地所属の
UH-1
N緊急着陸につきまして、資料2によりまして御説明を申し上げます。(
別添資料No.2参照)
まず、市に入った
情報についてでございますが、8月19日午前9時30分に
横田基地を飛び立ち、大島から富士を経由して
横田基地に戻る予定であった
横田基地第459
空輸飛行中隊所属の
UH-1Nが9時57分、
エンジントラブルのため横浜市西区
みなとみらい1丁目の
ヘリポートに
緊急着陸し、
横田基地からは
ヘリコプターの修理をするために現地に向かっているという内容のものでした。
横田基地の発表によりますと、
横田基地459
空輸飛行中隊所属の
UH-1
Nヘリコプターが10時ごろに横浜の
臨港ヘリポートに
緊急着陸し、
搭乗員はメイン・
エンジン・
ギアボックスの
安全検査を実施した。ヘリの航空安全を確保するため、
安全検査が終了するまで
ヘリポートに駐機する。人員にけがはなく、
緊急着陸の際におけるヘリの損傷はないとのことでございました。
また、その後の
情報によりますと、
横浜みなとみらいヘリポートに
緊急着陸した
横田基地所属の
ヘリコプターは、8月20日午後8時に船で海上から
横須賀米軍基地の
ノースドッグに積み下ろしが完了し、26日
基地広報部からの
情報によりますと、
ノースドッグに置かれている
ヘリコプターについては、本国から部品を取り寄せているためあと二、三週間整備にかかり、部品は
主要エンジンの
ギアボックスであるとのことでございました。
また、この
ヘリコプターにつきましては、9月13日の月曜日12時6分に
ノースドックを出発し、約20分後、
横田基地に到着したという連絡を昨日の午前中に受けたところでございます。
ヘリコプターの
緊急着陸の件につきましては、8月19日、
横田基地に関する
東京都と
周辺市町連絡協議会によりまして口頭にて、速やかに
事故原因の究明と
情報提供を行い、
点検整備を強化するなど
再発防止に努め、
安全確保を徹底するよう
米軍に申し入れることを
東京防衛施設局長に対し
要請いたしました。
8月23日には同じく
横田基地に関する
東京都と
周辺市町連絡協議会によりまして速やかな
事故原因の究明と
情報提供、
点検整備の強化、
再発防止、
安全確保の徹底を文書により横田
基地司令官に対しまして
要請したところでございます。
なお、
東京防衛施設局では8月19日、直ちに
要請を行ったとのことでございます。
32
◯森田委員長 説明は終わりました。
本件につきまして御意見がありましたらお願いいたします。
33
◯今林委員 これは8月19日にやったと、
要請したということでございますが、どういうふうにした、こういうふうにしたという返答はあったのでございますか。アメリカの方からね、
米軍の方から。施設局の方からは
要請をいたしましたという答弁があったのですよね。8月19日ね。
米軍の方から答弁があったかどうか。
34
◯大越課長 8月19日の
要請につきましては、
横田基地に関する
東京都と
周辺市町連絡協議会により実施しておりまして、8月23日には文書で
口頭要請したところでありますが、その場では特に、どういう反応があったということにつきましては、幹事市の瑞穂町さんにいっておりまして、そこの細かい点につきましてはうちの方でちょっと
情報を聞いておりませんので、どうぞよろしくお願いいたします。
35
◯今林委員 確かに相手が
米軍なためになかなか答弁というか、答えが返ってくることは難しいと思うのですが、今後ともあることでございますので、
要請し
っぱなしというのですかね、
要請だけするというのではなくて、詳しい答弁が返ってくるような
要請をぜひお願いしたいなと思います。
36
◯遠藤委員 この
UH-1Nは帰って来たのね、要するにね、20日にね。
横田基地に。さっきの21日だっけ。
37
◯大越課長 ヘリコプターが
横田基地に戻りましたのは9月13日の月曜日でございます。
38
◯遠藤委員 要するにこれもまた同じなのですけれども、大体こういう
事故が起きて、しかも、これはちょっと問題だと思うのだけれども、最初にニュースがあったときに要人輸送のために飛んだ
ヘリコプターだというふうにあったのだよね。これを見たら、要人輸送かもしれないけれども、これは要人の観光見物だね。大島から富士を経由して
横田基地に戻るというのは。
こんなのにまで、つまり遊覧飛行にまでここのを使っているのかということについて、ちょっと事実の把握をしてほしいと思うのですよね。こんなのは軍務かと、日米安保条約の中の地位協定では、
基地間の移動というのは確かに認められているのですよ。だから違法行為はないと思うの、
基地から出て
基地に戻るのだから。そんなことを言ったらすべての在日
米軍は
基地から出て
基地に戻るということをやっているわけで、イラクに行っても
基地に戻るので、これは安保条約違反ではないというふうに政府は言い張っているわけですけれども、しかし、こういうようなちょいとした観光旅行みたいなことも含めて、横田ツアーみたいなことをやっているのかどうかということをぜひ調査をしてほしいと思っているのですね。
要人輸送という新聞報道が、間違い記事か推測記事であればいいのですけれども、そうでなかったら横田に来た要人にちょいと富士山を見せましょうみたいな形で、それでこういう
事故を起こしているわけでしょう。それでなおかつ、遊覧飛行みたいなことをやっているのかどうかが一つ。
もう一つは、この飛行の任務をちゃんとはっきりさせてほしいということと、もう一つは、
ヘリコプターは単純にいうと安全審査を実施したのだよ。実施したのだけれども、要するに飛べなかったわけですよ。飛べなかったから、
みなとみらいから、ちょっとみっともないと思うのだよ。
ヘリコプターをはしけに乗せて運んだのだよ、あれは。えっさかほいさかと。
みなとみらいのちょうど反対側にあるのが横須賀だから。それはもっとみっともなくて写真を撮られたりしているわけだけれども、お船に乗っていくなんていう。あれは飛ぶものですからね。泳ぐものでもなければ走るものでもない。そういうようなつまり修理をすぐにできないような老朽化した飛行機がまだ飛んでいることを我々は非常に危険だと思わなければいけないと思うのですよね。
UH-1Nというのは、御承知のとおりベトナム戦争のときから使っているわけですよ。
ヘリコプターがたくさん出てきて有名になった「地獄の黙示録」という映画の中でも、一番使われていた
ヘリコプターがこれですからね。その当時から飛んでいるわけでしょう。それがまだ現役で飛んでいて、今は新しい機種に変わりつつあるけれども、こういった老朽化した飛行機まで飛んで、その安全性の確保はどうなっているかということをやはり、僕は瑞穂町ならずとも心配だと思うのですよ。だって今だって、きのうの夜だって結構
ヘリコプターが飛んでいたでしょう、低くね。あれがそのまますとんと、ギア不調とかいって落っこちたらもう目も当てられないわけで、こういった老朽化した飛行機はもう飛ぶなというような、
要請ではなくて強い申し入れはできないものなのかということをちょっと伺いたいのですね。
結局これもまたさっきの大野さん、前田さんもおっしゃっているように、結局のところ
安全確保を徹底するようにということの申し入れだけで、しかし実際にはCH-53は横浜国際大学に落っこちているわけですから。あの場合には
基地の近くということもあるけれども、もしも
UH-1Nが、
UH-1Nというのは今まで記憶あると思いますけれども、藤沢では1回落ちて、溝にはまってひっくり返ったことがあったでしょう。横転した写真が載ったことがありますよね。それはもう既に10何年前ですけれども、落ちているのよ。
落としている
ヘリコプターがいまだに飛んでいるというのは一体どういうことかというふうに、だから思いやり予算で新しい飛行機を買いましょうとは言えませんが、ここのところは、つまりこれに関しては余り緩い
対応をしてもらっては困るというふうに思うのですね。厳しい
対応をしてもらわないと、だって毎日私たちの上空を飛んでいるやつが、少なくとも欠陥があるか、もうしくは老朽化しているかということに関しては、ここも
要請だけではなくてもう少しきちんとした、例えば5市1町連絡会での論議事項にはならないのですか。これは文書で出すだけですか。それとも原因追求までやるとか、あるいは資料を出すとか、これについての見解の文書を出すとか、そういったことはできないのでしょうか。それをちょっと伺いたいと思います。
39
◯大越課長 老朽化した飛行機についての利用について、利用するなという
要請についてですが、
要請文等につきましては、
東京都と5市1町で
要請する場合につきましては、内容につきましてはそれぞれの市、あるいは会議の中で内容について提案したりしながら出している
状況ですので、検討につきましてはできる
状況にあると思います。
40
◯遠藤委員 では検討してくださいよ。つまりこれに関してはここで、まさかこの
委員会への報告をもってこの件については終わりというのではないでしょうね。だってこれは、この
ヘリコプターは廃棄にならずに帰ってきて、やはりここで種別は、番号はわからないけれども、僕はわかっていますけれども、福生の上を飛んでいるのよね。きのうもきょうもあすも、あすはわからないけれども、あすには落ちているかもしれないけれども、しかし、少なくてもそういうものが飛んでいるということに関しては、追跡調査をきちんとしてほしいというふうにそれは思うし、この次の
基地対策
委員会のときに伺いたいというふうに思います。
この前の段階でもそうですけれども、例えば
C-7だって、20数年飛んだ飛行機でも騒音と老朽化が激しいというふうに言われていたわけで、その上に
ヘリコプターが市内の上空の旋回飛行をすることについては、ほかの方からも一般質問が出ているようなあり様で、非常に低い位置を夜中に飛んでうるさいとか、あるいは騒音、
ヘリコプターの場合には低周波も出しますから、そういった意味での問題が起きたり、あるいは瑞穂町では上空で、
ヘリコプターの離着陸場がある
関係で、瑞穂町内上空で非常に旋回飛行を行っているので、非常に声が出ているということがあるわけで、その主役はこの
ヘリコプターですから、これに関してはやはりここまでにしないで、僕は5市1町の継続協議事項としてぜひ、新しいお返事をいただきたいというふうに要望だけしておきます。
41
◯田村(正)
委員 私も遠藤さんと全く同じ意見なのですが、今回の
要請をするというふうなことの中で、
点検整備についてなのですけれども、我々一番知りたいのは、我々車ですと定期的に車検があったりとか、いろいろなことがあると思うのですけれども、
ヘリコプターのことはよくわからないのですけれども、定期的な
点検整備とか、あるいは毎回その都度の
点検整備というのは大体どのくらいの回数行われて、どういうふうな整備
状況なのかというのを知りたいのですが。
42
◯大越課長 整備につきましては、どういうふうな整備をしているか、あるいは毎回乗るたびにやっているのか、あるいは2日に一遍やっているのが、毎日やっているのかにつきましては把握はしてございません。
43
◯田村(正)
委員 やはりこういった
事故が最近非常に大きくて、市民もやはりはらはらしていると思うのですよ。本当に低空で飛んでいるということもありまして、今後そういった
情報をぜひ入れてもらいたいのですよね。やはり市民の方がこの
ヘリコプターについては安全なのかというふうなことが、我々の方にも結構聞かれるものですから、
情報が入り次第教えていただきたいと思います。
44
◯松山委員 この
ヘリコプターね、壊れた部品というのは結局日本にはその代替部品はなかったわけですよね。ということは、本国から取り寄せるというわけだから、まず壊れるということはほとんどあり得ない、通常では考えられない部品だと思うのだよね。
ギアボックスだから、車でいってもそうだろうね、これが壊れるというのは。
だからもっとうがった考えをしてしまえば、結局横田から飛び立った、例えばジェット戦闘機が途中で燃料が足りなくなって、四国の岩国に行くべきところが手前の四国の徳島に
緊急着陸するとか、なんかうがった見方をすれば、そういうことを最初からもう想定して、そこに着陸する訓練の一環みたいなことを、
米軍は何か考えているのではないのかな。これだってうまく、だって
みなとみらいの一丁目の
ヘリポートに、まともにいったら絶対に着陸なんかできないわけではないけれども、こんなにうまく調子が悪いということでここに着陸できるなんていうことは、もうはなから想定していたみたいな話ですよね。その辺の野原に
緊急着陸したというのならまだわかるわけだけれども、ちゃんと
ヘリポートに着陸しているというわけだから、本当に横田を飛び立つ飛行機が、そういう点ではきちっと飛行前の安全点検とか、途中では飛んでいくべきときに燃料がもう少なくなって目的地まで行けないとか、およそ素人ではもう考えられない話が起きているわけですね。
だから相当、そういう点から見ればやはり整備にしても給油にしても、やはりいいかげんなことが現実に行われている証拠でしょうね。そういう点からもやはり強く指摘していただきたいなと思いますね。
45
◯森田委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
46
◯森田委員長 ほかになければ、本件については以上で終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
47
◯森田委員長 次に、3の
東京都が実施した
航空機騒音の調査結果についてを議題といたします。
本件について
理事者から説明を願います。
48
◯大越課長 それでは、
東京都が実施した
航空機騒音の調査結果につきまして、資料3により御説明申し上げます。(
別添資料No.3)
この調査につきましては、毎年度
東京都の環境局が実施しております調査でございまして、羽田空港、
横田飛行場、厚木飛行場の環境基準、指定区域内を対象としているものでございます。
調査の種類といたしましては、固定調査と分布調査がありまして、ちなみに、固定調査は注の1にございますが、同一地点で年度を通じ連続して実施する調査でございまして、分布調査につきましては、注2にございますように、騒音の影響範囲の広がりを把握するため、1週間から12週間行う調査で、飛行コース延長直下のような機軸となる地点、あるいは地域を代表する地点、騒音の影響限界地点などを測定地点として定めております。
なお、結果をあらわす数値につきましては、表の右上の備考欄にございますように、括弧書きにございますとおり、WECPNL、加重投下継続感覚騒音レベルという数値であらわされておりまして、これは注4にございますように、ある一定の場所における1日当たり
航空機騒音を評価する尺度ということで御理解していただきたいと存じます。
また、環境基準値につきましては、注の3にありますとおり、住居系地域の70以下、その他地域では75以下が適合とされております。
15年度の調査結果ですが、まず羽田空港につきましては固定調査の5カ所、分布調査の4カ所の地点、すべてが基準値以下で適合ということでございました。
横田飛行場につきましては、固定調査4カ所のうち瑞穂町農畜産物直売所と昭島市役所が基準値をそれぞれ78、78と上回っておりまして、福生第二中学校につきましては基準値以下の64ということでございました。分布調査では12カ所のうち4カ所が基準値を上回っておりまして、瑞穂町事業場、これは会社ですね。───が82、それから立川市西砂小学校が72、昭島市堀向自治会集会所が80、石川市民センターが74で、第五小学校につきましては65、また新都市建設公社につきましては75でしたが、住居系地域から外れているため環境基準値内ということでございました。
次に、厚木飛行場につきましては、固定調査、分布調査の8カ所すべてがともに基準値を上回っておりまして、町田市内に適合地点はございませんでした。
次に、
横田飛行場の固定調査のWECPNL、騒音発生回数の過去5年間の経年変化についてでございますが、次のページをお開き願います。固定調査の4地点はすべて住居系地域でございまして、WECPNL数値につきましては70以下が適合でありますが、瑞穂町農畜産物直売所と昭島市役所につきましては過去5年間、環境基準値を上回っている
状況でございます。
また、騒音発生回数につきましては、注にございますように、70デシベル以上の
航空機騒音が5秒以上継続した場合を1回といたしまして、1日当たりの平均値であらわしておりまして、回数が多いほど数値が高くなっております。
次に、
横田飛行場の分布調査地点のWECPNLの経年変化についてでございますが、調査につきましては、注にございますように、平成15年5月16日から8月13日まで間に、1測定地点につき連続した2週間に実施したものでございまして、限られた期間ですが、
航空機の飛行回数にはばらつきがあるかもしれませんが、瑞穂町事業所、それから昭島市の掘向自治会集会所、それから八王子市石川市民センターにつきましては過去5年ともに基準値を上回っておりました。また、西砂小学校につきましては3年間基準値以内でしたが、15年度は不適合となっておりまして、日野市滝合小学校と八王子市の大和田市民センターにつきましては、今年度基準値以内となっております。
また、補完調査というものがございまして、平成15年度は瑞穂第四小学校で実施されまして、WECPNLにつきましては80という高い数値が出ております。この調査につきましては、
横田飛行場周辺におきまして旋回訓練等の騒音実態を把握するため、年度ごとに調査地点を変え、通年連続して実施する測定調査でございます。
過去の補完調査につきましては、12年度が昭島市水道部、13年度が滑走路の工事の
関係で未実施となっておりました。14年度は武蔵村山第二小学校で実施され、56という結果になっております。
49
◯森田委員長 以上で説明は終わりました。
本件について御意見等ありましたらお願いいたします。
50
◯前田委員 非常にいい資料、はじめて見させてもらいましたが、この測定場所の選定というのは一体どこでやるのかなということが一つと、福東地区にはこれは一つもないということは、これはどういうことなのかということ、この2点についてお尋ねしたいのですが。
51
◯大越課長 まず、選定についてですが、これにつきましては
東京都で選定しているのですが、この関連につきましては資料をつくっている最中ですが、一応どういった選定方法かというのは、環境局の方に今度お聞きしたいというふうに思いました。
また、補完調査の
関係で、昨年度につきましては瑞穂の四小ということでしたが、福東会館ですとか、その辺も今度測定していただきたいなというようなことも考えてみましたので、
東京都の方には今度その件につきまして担当者に質問と希望というか、その辺で連絡をとりたいというふうに感じたところでございます。
52
◯前田委員 私は福東会館につけてくださいということではなくて、福東地区で一番騒音の激しいようなところ、住居地区とするとワコーレの屋上とか、福生学園の屋上とか、ああいうところに私、どうしてつけないのかなと、これからぜひああいうところで、要するにもう福東会館というのはもうずっと離陸、着陸の延長線から外れているわけでございますけれども、一番やはり側近の、今言った福生学園とかワコーレの屋上あたりだと、それはそれはとてつもないような、これは騒音ではないのかなというふうに考えますので、ぜひ検討していただきたいと思います。
53
◯森田委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
54
◯森田委員長 ほかになければ、本件については以上で終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
55
◯森田委員長 次に、4の平成15・16年度提供施設整備内容についてを議題といたします。
本件について
理事者から説明を願います。
56
◯大越課長 それでは、平成15・16年度提供施設(
横田飛行場)整備内容につきまして、資料4によりまして御説明申し上げます。(
別添資料No.4参照)
恐れ入りますが、添付してございます、次のページの平成15年度事業の位置図をごらん願います。位置図に沿って説明いたします。
まず、右下にございます1)の工場(営繕)ですが、この工場につきましては、
基地施設の維持管理、修繕等を行うための作業場的な工場の建替えでございまして、鉄骨2階建て、面積が1700平米の整備でして、福生市区域の事業でございます。
次に、左の方をごらんいただきたいと思います。2)の整備用格納庫(改築)ですが、これにつきましては瑞穂町分の工事でして、この施設は
航空機の防錆、錆止めですね。塗装作業等を行う施設で、鉄骨平屋、一部事務室部分が鉄筋2階建て、面積は約2700平方メートルの整備でございます。
次に、上の方の3)ですが、3)整備用格納庫につきましては、武蔵村山市の区域にございまして、鉄骨平屋建て、一部事務室が鉄筋で、面積が約2300平方メートル、
航空機燃料設備等の管理及び修理等を行う施設でございます。
恐れ入ります。次のページをお開き願います。
このページの5)、6)、7)につきましては、平成15年度に設計委託が行われたものでございまして、まず左下の5)の管理棟(貨物)ですが、これにつきましては羽村市と瑞穂町にまたがる事業で、航空貨物のターミナル施設整備でございます。面積は約1万500平方メートル、鉄骨平屋建て、一部事務室が2階建てということでございます。
次に、6)の管理棟(空輸)につきましては、空輸支援施設でございまして、鉄骨平屋建て、一部事務室が2階建てで、面積が約3100平方メートルの整備でございます。
次に、ユーティリティ(給電)ですが、この施設につきましては福生市、羽村市、瑞穂町にまたがる事業でございまして、電気を供給するための施設でございます。
次に、平成16年度の整備箇所ですが、次のページをお開き願います。
1)、4)、5)につきましては、福生市の区域でございまして、まず1)の消防署につきましては、平成15年度に解体工事が行われまして、引き続き工事が実施されるものでございます。
次に、2)の雨水排水施設ですが、これは武蔵村山市と瑞穂町にまたがる整備で、平成16年度につきましては調査、設計、本工事が行われる予定でございます。
その上に3)のユーティリティ(給電)とありますが、これにつきましては平成15年度の設計を経て本工事が実施されるものでございます。
次に、4)の運動施設(体育館)につきましては、鉄骨平屋建て、一部鉄骨2階建ての建替え整備ということで、面積が約2300平方メートルにかかる設計委託でございます。
5)の工場(機器)(改築)の整備につきましては、
航空機用支援機器の検査、修理等を行う施設でございまして、鉄骨平屋建て、約3700平方メートルの設計事業でございます。
以上が平成15・16年度の整備箇所と概要でございます。
恐れ入ります。資料4の15・16年度提供施設の整備内容についての資料にお戻り願います。
15年度の契約実績合計額は35億8992万5000円でございまして、それぞれの項目につきまして、把握しております範囲で事業費を申し上げますと、1)の工場(営繕)なのですが、これにつきましては建築、機械、電気の工事の合計額が4億1947万5000円、それから2)の整備用格納庫(改築)ですが、これにつきましては建築工事ということで3億9900万円、3)の整備用格納庫につきましては建築、電気の工事、合計しまして5億6490万円、消防署につきましては、解体工事が976万5000円、その他消防署に
関係しまして造成部分につきましては、業務委託がほかの部分とまたがっておりまして、ちょっとこれは出せませんで、解体工事だけにさせていただきます。次に5)の管理棟(貨物)ですが、これにつきましては設計でございまして、建築と設備と土木、通信
関係の委託料合計が4210万5000円でございます。次に6)の管理棟部分(空輸)ですが、これにつきましては建築、設備、土木部分の設計の合計が1701万円ということでございます。それから7)のユーティリティ、給油設備と、その下の14年度継続事業のその他管理棟(会計・警備)ユーティリティ(給汽)(通信)とありますが、ここにつきましては契約件名の一覧表をちょっと入手したのですが、余りにも件名が簡略過ぎまして正確にわかることができませんでしたので、この事業費についてはちょっとひかえさせていただきます。
ちなみに、ここの部分で、その他の部分で管理棟(会計・警備)とありますが、この会計につきましては国防省の付属機関で、財務会計事務所のことだそうです。それから警備とありますが、これにつきましては憲兵中隊の事務所とのことでございます。それから「給汽」という言葉がその下段にありますが、給汽につきましては暖房用スチームのことだそうでございます。
次に、16年度の事業につきましての各項目の予算は、概算で1)の消防署が7億7800万円、2)の雨水排水施設が3700万円、3)のユーティリティ、これは本工事ですね。これが13億7800万円、4)の運動施設(体育館)、これにつきましては1700万円、設計です。工場の(機器)(改築)設計、これが2000万円、その他工場(営繕)、整備用格納庫(改築)、整備用格納庫、ユーティリティ(給汽)(給水)(通信)ということで、15年度継続事業につきましてはあわせて12億3700万円だそうでございます。
なお、改築という言葉が出てきますが、この言葉につきましては面積等が建替え前の規模以下の規模となる場合に改築という言葉を使っているそうでございます。
15年度、16年度事業について説明させていただきました。
57
◯森田委員長 説明は終わりました。
58
◯田村(正)
委員 今の説明を受けましてお願いしたいのですけれども、
横田基地の中は電気とかガスとか水道とか電話とか、また暖房に関しまして、かなり共同孔で取り組みされているというふうなことを聞いているのですが、今回のこういった整備についても、やはりそういうものにつきましては全部共同孔の中で
対応されているのか。
59
◯大越課長 恐れ入ります。共同孔につきましては、うちの方でちょっと把握してございませんので、申しわけありません。
60
◯遠藤委員 説明でわかったのですが、15年度のところの一番下のますのところのその他、管理棟の会計というやつはよくわからなかった。アメリカの国防省の計算オフィスという意味、さっき言っていたのは。
61
◯大越課長 この会計と警備につきましては、実は昨日、
東京防衛施設局に
問い合わせてわかったのですが、国防省付属機関財務会計事務所というふうに聞いております。
62
◯遠藤委員 いや、思いやり予算だから文句は言いませんけれども、しかし、こんなの自分でつくれよなというような、ただ、財務会計の管理棟を普通の会社は人につくってもらう。こんな、全く冗談じゃないよという気がすることだけを、よく調べてくださいましたけれども、調べてくださればくださるほど、調べてくださった方もばかばかしいと思っていらっしゃると思いますけれども、以上にしたいと思います。
63
◯森田委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
64
◯森田委員長 ほかになければ、本件については以上で終わります。
11時10分まで休憩いたします。
午前11時 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前11時10分 開議
65
◯森田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、5の陳情第15-11号、
横田基地の軍事共用による民間空港化に反対する国、都への意見書の提出を求める陳情書を議題といたします。
本件について御意見等ありましたら発言願います。
66
◯前田委員 この陳情書は実は昨年の8月27日付で出され、現在に至っておりますが、現在のところ日本政府としても正式には決まっておらず、いろいろともう
情報は錯綜されて、何が正しいか、何が本当なのか、今のところわかってないような
状況です。
先達ての新聞を見ましても、日本の航空自衛隊の司令部がくるとか、正確には何一つ決まってない情勢下にあり、私はこれは今のところは継続審議にすべきではないかなと思います。
きょうのテレビでブッシュさんと小泉さんの首脳会議の、内容は言われておりませんけれども、こういったいろいろな軍縮に対して、また
基地に対しての問題は11月の選挙後にゆっくり時間をとって首脳で決まるのではなかろうかと、こういうけさのテレビが一番新しいテレビだと思いますが、そういうことがありますので、今は、今回はこれは継続審議にすべきと思います。
67
◯遠藤委員 僕も全く異議なしですし、同時にやはり僕らがこれを審議するには、審査するには余りにもやはり
情報不足で、ハドソン報告なんかも出ていて、その中では自衛隊と民間が使うのが一番よい、合理的であるとかと書いてあるのですが、僕ら自身もちょっと小勉強会が必要なぐらいではないでしょうか。そういうことからいうと、僕は今、
委員長さんがこれからどうしてくださるかわからないけれども、そういうたくさん
情報をいただいて検討するような時間が正直なところもっとほしいのですよね。だから今回は一応継続をして、勉強させていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
68
◯松山委員 遠藤さんも言いましたけれども、ハドソン報告、日本語訳があるわけだから、全文1回読んでみるのもいいのではないの。結構長い。でも読めないわけではない、結構短時間で読めるから、いいと思いますよ。(「短時間で読めるかな。40ページもあるよ」と呼ぶ者あり)読みではあるけれども、結構読みやすい文章だから。
事務局で手に入らなければ、我々が提供するかな。ちょっとそれは次回に。(「ぜひ勉強しましょう」と呼ぶ者あり)いずれにしても勉強した方がいいとは思うからね。ひとつの
横田基地のあり方について。
69
◯森田委員長 ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
70
◯森田委員長 ほかになければ、お諮りいたします。
本件についてはさらに引き続いて審査していきたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
71
◯森田委員長 御異議なしと認めます。よって、本件はさらに引き続いて審査することに決定いたしました。
なお、本件については
委員長から議長あてに申し入れておきますので、御了承願います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
72
◯森田委員長 次に、6の陳情第16-2号、日米地位協定改定についての陳情書を議題といたします。(別添参照)
審査に入る前に、本件について去る7月29日の
委員会審査中、松山
委員より資料の要求がございましたので、お手元に沖縄県が出している地位協定の改定案と、現行の日米地位協定の全文の資料をお配りしましたので、御参照いただきたいと思います。
それでは、意見等ありましたら発言を願います。
暫時休憩いたします。
午前11時18分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前11時22分 開議
73
◯森田委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
それでは、大野副
委員長の方から一言お願いします。
74
◯大野(悦)副
委員長 休憩中にいろいろ御意見をいただいたのですけれども、この件につきまして3日に議運の中で議会として、会派代表ということで皆さんの御意見をいただきまして、意見書を提出をしようということで話が決まっております。提出日は最終日の28日ということですので、そこら辺のことを踏まえて、この意見書提出ということが決められているということを踏まえまして、今回はこちらの陳情については継続ということでさせていただきたいと思います。いかがでしょうか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
75
◯森田委員長 ほかになければ、お諮りいたします。
本件はさらに引き続いて審査していきたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
76
◯森田委員長 異議なしと認めます。よって、本件はさらに引き続いて審査することに決定いたしました。
なお、本件については
委員長から議長あてに申し入れておきますので、御了承願います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
77
◯森田委員長 以上で予定の事項は終わりました。
そのほかに何かございますか。せっかくの機会ですから、最近の
横田基地の
状況とか何かありましたら。
78
◯大野(聰)
委員 けさの読売でも、今、首相がアメリカに行っているとか、外務大臣のほか
防衛庁長官なんかも行っているということで、軍民再編のことについてはいろいろ出ておりますけれども、市の方で把握している範囲で
情報等についてお知らせいたければと思いますので、よろしくお願いします。
79
◯大越課長 それでは、市の方に正式な
情報はきておりませんが、新聞報道ですとか、NHKの報道の
関係で参考となることにつきまして───今申し上げましたように、正式な
情報は入ってきておりませんので、とりあえず新聞報道等で参考となることについてのみだけお話させていただきます。
まず、9月14日のNHKニュースの報道ですが、これにつきましては「
横田基地軍民共用化の検討報道」ということで流された
情報でございまして、内容につきましては、ニュースそのままですが、「
米軍再編に関し、日本側は日米局長級会議の中でアメリカ側に時間的な猶予を求めている。小泉首相は抑止力を維持しながらアメリカ軍
基地を抱える地元負担の軽減を図るという立場で日本側の
対応を取りまとめるよう外務省と
防衛庁に指示した。こうした中、政府は対案の一つとして
横田基地に府中の航空自衛隊空港総体司令部を移転し、
横田基地を日米が共同管理運用する、その上で
基地の管制権を日本側が担当し、将来は
基地を民間と共同利用する軍民共用化につなげるという案を検討していることが明らかになった。
横田基地の軍民共用化は小泉総理大臣や
東京都の石原知事も実現を求めているもので、政府はこの案の実現に向け、政府部内の意見調整を急ぐとともに、アメリカ側と慎重に協議を進めていくことにしている」というのが14日のNHK報道でございます。
これにつきましては、14日の時点では外務省と
防衛庁の方に
東京都、あるいは防衛施設局の方を通じて照会した回答につきましては、まず外務省ですが、9月10日金曜日、総理から外務省と
防衛庁がよく話し合って日本側の考えをまとめるよう指示があった。ただし、米側からの提案を受けていないので対案ではない。現時点では報道されているような具体的な検討は行われていないという14日の回答であったそうでございます。
それから、
防衛庁につきましては去る10日、小泉首相から日本の考え方をまとめるように指示があり、政府として検討を始めたところであるが、御指摘のような案を政府として調整して米側に提案する方針を固めたとの事実がないというような回答でございました。
それから、これは毎日新聞のきのうの報道なのですが、きのうの報道では政府は20日、在日
米軍再編に向けた米側提案を受け、
米軍横田基地の航空自衛隊との共用化に内容を限定した対案をまとめた。外務省の海老原局長と
防衛庁の飯原局長をワシントンに派遣し、日本時間21日、米国妨次官補らに提示する。この上でニューヨークを訪問中の小泉首相が日本時間22日、ブッシュ大統領と会談し───きょうですね。
米軍の抑止力維持と日本側の
基地負担軽減を基本原則として再編協議を進める考えを表明するといった報道がなされておりまして、さけの読売新聞では、「
横田基地を共用化」ということで、「再編問題に日米、米に提案」ということで、政府が在日
米軍基地再編に関して
東京府中の航空自衛隊航空総隊司令部を
米軍横田基地へ移転し、同
基地を自衛隊と
米軍で共用化する案を米側に提示したことがわかったということで、20日にワシントンで行われた外務省の海老原北米局長と
防衛庁の飯原防衛局長、リチャード・ローレス国防次官補代理らの会談で、日本側が説明したというような新聞報道がなされております。
80
◯大野(聰)
委員 ありがとうございます。いずれにしても、この前本会議で一般質問させていただいた以降もまだまだ市に対する
情報はないということですけれども、ほかに5市1町の方で外務省、
防衛庁に対していろいろ
情報提供なり意見を聞くようにという
要請をされたというお話を伺っておりますけれども、今回もまた首相がアメリカに行って大統領といろいろ協議をしていると。かなり急転直下するというか、そういう懸念というか、可能性もあると思うので、その辺は今後市としても早急に
情報の収集なりをしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
81
◯遠藤委員 このままだと、ニュース報道だけで意見を聞くのもなんなのですが、所沢の通信
基地で燃料漏れがあったとNHK報道があって、
基地の広報担当の阿部さんという人が個人でつくっていらっしゃる
ホームページを見ましたら、相当量が漏れていて、もう既に土の入れ替え作業みたいなことをしている写真が何枚か載っていて、
米軍は素早く
対応しているのだろうと思うのですが、知らなかったのだけれども、あそこに所沢という大きな
基地があってあちこち、防衛大学校になったり、航空公園になったりして、残ったところの一部が通信
基地なのです。そこでやったのですが、そこの管轄というのが横田の管轄だということを始めて知ったのですけれども、
横田基地が管理しているそうですよ。
そこらについては、我が自治体には
関係のない自治体ではありますけれども、
横田基地という、横田つながりがあるものですから、それらについては何か
情報を得たりしているのでしょうか。ちょっとお聞きしたいと思っておりますが、一応NHKではあの報道をしておりました。
82
◯大越課長 所沢
基地の燃料漏れにつきましては、詳しい
情報は入ってきていないのですが、
ホームページ等の
情報を御説明させていただきますと、
米軍所沢通信
基地におけるディーゼル燃料漏れの
事故につきましては、8月31日、航空公園の北に位置するところでございますが、
米軍所沢通信
基地内第374空輸航空団所轄、
横田基地所轄ですね。───の通信施設地下のタンクから、停電の際の非常用電源のための発電機用ディーゼル機関燃料約2万1000ガロン、約7万9500リットルが流出したというものでございまして、これは地下タンクから燃料をくみ上げるところから流出したものと見られているそうでございます。
所沢市では直ちに消防職員を派遣し、燃料漏れをしている現場の土を取り除き、雨天の際の流出を防ぐため土のう等で防壁をつくるなど
周辺環境汚染防止を主とした緊急初期対策を
要請しまして、
米軍側としても9月2日から改善計画を作成しまして、汚染土壌を取り除き、新しい土壌に取り替える作業を実施しているとのことでございます。
なお、9月1日に所沢市では横田
基地司令官、
東京防衛施設局長、埼玉県知事に
再発防止、それから調査の実施、
基地内の
安全対策の徹底を図ることを内容とした抗議
要請を行いまして、9月13日には外務大臣、環境大臣あてに
事故解決のための支援協力要望を行ったそうでございます。
所沢市の
対応として、環境クリーン部という部が
周辺井戸11カ所について調査を実施しまして、下水道部では
基地内からの排水路の調査の実施、水道部につきましては東部浄水場の水質検査を実施いたしまして、現在のところ異常は認められなかったとのことでございます。
以上、
ホームページ等から、あるいは
基地からの
情報の概要でございます。
83
◯遠藤委員 わかりました。ただ、横田の防衛事務所からは何も言ってはこないということはあるのかな。つまり、あそこはだから横防の範囲ではないということですっとぼけるのか、それとも何かあった、直接そういう
横田基地にかかわる自治体に対して。
84
◯大越課長 第一報につきましては
基地の広報部から直接来ておりまして、横防を通しては来ておりませんでして、所沢の燃料漏れ事件につきましては、管轄は
東京防衛施設局でございますが、この件に関しましての特に
情報というのは入ってきていない
状況でございます。
85
◯森田委員長 ほかになければ、以上で終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
86
◯森田委員長 これをもって
横田基地対策特別委員会を閉会いたします。
午前11時35分 閉議
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